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シネマ牧場

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2007年 10月 28日

鶴瓶のらくだ(映画じゃなくてすいません)

鶴瓶のらくだ(映画じゃなくてすいません)_a0109625_23203755.jpg
東銀座・歌舞伎座にて。
東京には台風接近、靴、靴下そしてコートはずぶ濡れです。




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「らくだ」は三代目柳家小さんが明治時代に関西から東京へ持ってきた古典落語。

長屋を舞台に、らくだと呼ばれた男性がふぐの毒に当たって死んでたことから繰り広げられるお話。らくだの死体をみつけたアニキ風の男と、彼にいろいろ扱き使われる男の関係が酒を飲んだことで徐々に変わってくるとこが見もの。
噺が長いため、寄席で話されることが少なく、あっても噺を短縮したものに・・・・・・。

その長編落語を十八番としていた六代目笑福亭松鶴に挑むべく弟子の鶴瓶が全国の伝統ある劇場で「らくだ」を口演中。

「らくだ」のほか2つお噺もあり、さらにいろいろな仕掛けやトークも
あってずっと笑いっぱなし。
だれでも幸せにしてくれそうなあの笑顔。
「家族に乾杯」と同じように見せてくれる愛嬌。
鶴瓶の人気は不滅かな・・・・・・・・・・・。

鶴瓶のファンである父親に観てもらおうと夏前から計画していた
「親孝行=priceless作戦」。
勝手に計画してたもので、自己満足になってしまうかもしれないけど、親も段々外出を億劫がってくるようになってきたので、傍にいられるうちはいろいろ一緒に出かけたい。
(つっこみA:お前が嫁に行くことが一番の親孝行だよ!)
(わたし:・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。そうでした。)
(つっこみB:あれだないわゆる、パラサイトだな)
(わたし:ニヤリ。実家は最高ですぜ。)

 私は小学生の頃浅草の近くに住んでいた。
父が良く六区にある「浅草演芸ホール」に私を連れて行ってくれて
寄席を見せてくれてた。
「浅草演芸ホール」の女子トイレにはいっつも
「カマドウマ(便所コオロギ)」がいて私を見守ってくれていた。

あの頃の私があって、今の私がいる。

その感謝を込めて、寄席をお返ししたわけです。




by ticketport | 2007-10-28 00:16


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