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シネマ牧場

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2008年 05月 18日

ミスト

ミスト_a0109625_193533100.jpg

いよいよ「ミスト」へ。

スティーブン・キング原作+フランク・ダラボン監督作品。
これまでの2人の作品とは違い、感動はまったく無し。
でも、エンドロールが流れても帰る人がほとんどいない。
いや、戻ってくる人さえいた。

予告だけだと「クローバーフィールド」と同じ内容に思えるけど
このモンスターは物語において主ではない。

人間VS.人間

人間が極限状態に追い込まれたときの恐ろしさ。
宗教・政治などまったく無意味な状況の下で
人間の行動の正解なんてないと思い知らされた。

作品のラスト。賛否両論あるけれど、
私は作品として最高な終わり方だと感じた。

エンドロールがいつのまにか終わっていた。

# by ticketport | 2008-05-18 19:35
2008年 05月 17日

あの空をおぼえてる

あの空をおぼえてる_a0109625_1839369.jpg

「あの空をおぼえてる」を観ました。

竹野内豊、久しぶりに観ました。
私は、長髪より短いほうが似合ってて好きだけどな。
でも体が鍛えられてよかったです。
水野美紀は相変わらずきれいだった。
いろいろあるけど、女優としてがんばってほしい。

幸せな家族に訪れた突然の悲しい事故で
娘を亡くした夫婦と、自分は助かり妹が天国へ
逝ってしまったことで苦悩する男の子の
再生の物語。

感想っていうか
この家族が住んでるお家がセンス抜群で。
こんなトコに住めたら「いいなぁ~~~」。
家族の洋服もかわいいし、かっこいいし。
あんのかな?こんな家族と家。
いやいや、夢は大きく。

子供たちの演技がすばらしく。
特に息子役の広田くんよ、あんたっていう子は。

後ろの女の人はずっと涙をすすってました。
私は最後泣いちゃいました。
けな気なんだもん。

虐待という文字が紙上にやたらと目につくこの頃。
好きな人の間に生まれた命は当たり前のように
慈しんでほしい。

# by ticketport | 2008-05-17 18:39 | ほのぼの
2008年 05月 17日

ハンティング・パーティ

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シャンテシネでハンティング・パーティーを観ました。

ボスニアで戦争中に行われた残虐行為の主犯を
生け捕りにすべく、三人の男性が繰り広げる
命知らずの挑戦。

最初はユーモラスにお話が進み、中盤ガラッと
雰囲気を変えて、「戦争」の残した問題を
全面に押し出してくる。

主役はかつて名物リポーターだったのに、
あることをきっかけに業界から姿を
消した男:リチャード・ギア。
これまで何かと色男役ばかりだったけど、
今回はお尻丸出しもアリで、獲物に喰らい付く姿が魅力的。

そして彼の相棒だったカメラマンにテレンス・ハワード。
「奇跡のシンフォニー」にも出演してたけど
毎回違う味を出してていい感じ。かっこいい。

その昔、好き勝手にやりたい放題だった男が
すべてを無くして再起を目指している。
相棒だった男は今現在何不自由なく生きて、
何も失いたくないがために、希望を抱かずにいる。
その2人が再会し、ともに行動し始めると
何かが弾けた感じがした。

武器に立ち向かうのに、武器すら持たない。
報道人としての意地が見えた。

# by ticketport | 2008-05-17 18:22
2008年 05月 16日

さよなら。いつかわかること

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花の金曜日。花金。

仕事を切り上げて、シネスイッチ銀座へ。

ジョン・キューザックが不器用な父ちゃん役を演じる
「さよなら。いつかわかること」を観ました。

イラクに出征した妻が亡くなったことを父親として、
2人の娘になかなか伝えられない夫。
小旅行に出掛け、たくさんの時間を一緒に
過ごすうち、これまで擬古地なかった親と子の
関係がだんだんと変化してくる。

大半が旅路の途中の車内でのシーンだから、
結構静かなんだけどそれがキューザックの不器用さが
余計に私に伝わってきてもどかしくなった。

あるシーンにて、まだ幼稚体型の次女が言う
台詞たちが、とても素敵で悲しかった。

最後まで静かに進み続け、エンドロールが
きれいな歌と共に流れ、わたしの花金が終わった。

# by ticketport | 2008-05-16 21:42 | ほのぼの
2008年 05月 11日

最高の人生の見つけ方

最高の人生の見つけ方_a0109625_1548568.jpg

今日は母の日ですね。
皆さん、いかがおすごしでしょうか?
街中にカーネーションを手にした子供たちがいて安心しました。

『最高の人生の見つけ方』を観ました。
ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンの何とも贅沢な競演。
ジャックはこの作品のPRに、14年ぶりに来日してました。

まったく違った人生を歩んできた2人が、偶然同じ病室になったことで、
仲良くなっていきますが、残念なことに2人とも死期が近い。
そこで、今までやりたいのに出来なかったことをリストにしてクリアしていくお話です。

さすがロブ・ライナー。
台詞が粋でかっこいい!
ジャックの悪態も、味があってついつい笑っちゃって許してしまえます。
モーガンの役も一見普通の人なんだけど、細かく計算されてて面白いし。

人生が終わるとき、何をもってどう評価するか?が
この作品のテーマなんだけど、私はやっぱり他人ではなく自分が
『良く生きられたな』って思えたらそれだけて十分だと思う。

勝手な意見かな。

# by ticketport | 2008-05-11 15:48 | ドラマ