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カテゴリ:ドラマ( 35 )


2014年 06月 03日

インサイド・ルーウィン・ディヴィス 名もなき男の歌

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魂の歌か、負け犬の遠吠えか。

1960年代初め、売れないフォークシンガーの報われない一週間。
しみじみと、ユーモアとペーソスを交えて綴られる作品。

ショウ・ビジネスのトーテムポールの最下層にいる彼は、
その日、寝る場所にも困るような生活の中で、友人たちの
助けを借りながら暮らしています。

彼には才能がないわけではありません。世間との折り合いをつけるのが不得意で、
また、自分の信念に対しても強いこだわりもあります。それが故に頑張っても報われません。

彼のその不器用な生き様こそが、この映画の主題です。
その不器用さが、彼の歌、音楽をより一層引き立て、淡々としていながらも、
見応えと不思議な「軽さ」を感じさせてくれました。


実在のフォークシンガーがモデルとのことですが、
その人については知らないほうが逆に楽しめるかもしれませんね。
ただ、50年代末から60年代初めののアメリカのフォークシーンに
ついては少し知識があるといいかも…?

あと、やっぱり音楽がいい映画は映画館で観るのが一番だな、と再確認しました。
フォークギターの繊細な音とか、シンガーの息遣いが聴こえてきます。
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by ticketport | 2014-06-03 16:02 | ドラマ
2014年 05月 16日

ある過去の行方

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年齢に応じて?年齢にかかわらず?

人には知られざる過去があるのでしょうか。

そして、その過去がその後の人生をき決めてしまっても、
その過去を憎まずにいられるでしょうか。

えー、ちょっとマジメすぎましたが、
ある一つの出来事が、登場人物それぞれの人生に投げかける影と、
その影を巡って、登場人物の「今」がどのように交錯していくのかを追う物語です。

はっきり言って、やじ馬根性のない人には、ちょっとメンドくさい?
物語の進行と一緒に、いろんな新事実とかが語られたりするんですが、
途中でまだあったの?もういいよ。。てな気分にさせてくれます。

しかし、人間の感情の機微をムダなく描きとっていたり、
観る側の心の動きをも制するようなストーリー展開には、やはりこの監督さんは
力があるんだな~と思いました。

映画を見て何かを考えさせてくれる作品には違いない。

好き嫌いは別にしてね(笑)


次回は『シンプル・シモン』を観に行きます☆
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by ticketport | 2014-05-16 10:00 | ドラマ
2014年 03月 22日

ダラス・バイヤーズクラブ

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© 2013 Dallas Buyers Club, LLC. All Rights Reserved.

続けて更新。

「ダラス・バイヤーズクラブ」観ました。

アカデミー賞ではマシュー・マコノヒーが主演男優賞、
ジャレッド・レトは助演男優賞を獲得。

マシュー・マコノヒーは私的に申しますと
「マジック・マイク」でいい体を見せてもらってからの
この激やせっぷり。
この作品に対する努力、半端ないですね。

HIVに関する情報に偏見を持っていた世の中。
テキサス生まれでロデオを愛するロン・ウッドルーフも
その一人。
HIVには同性愛者しかかからないと思い込み
彼らに対する冷酷そのものだった。
自分はロデオで賭けごとをしたり、複数の女性と関係を持ち、
昼夜問わず酒をのみ、
未来なんて見据えず、その日暮らし。

そんなときある事故で運ばれた病院で宣告される
「HIVに感染していて余命30日」と。

同性愛でもない自分がなぜ?

そこから彼はHIVに対する勉強を始める。

段々とロンの姿がが変わっていくのが興味深い。
自分のこれまでの生き方を反省し、いろいろ情報を収集して
アメリカでは認められていない治療薬を世界各国から密輸をし
HIVに感染している人たちに売りさばく。

その名も「ダラス・バイヤーズクラブ」。

余命宣告をされながらも
それをかき消すほどの熱気に満ちた行動力で
不認可ながらも希望がもてる治療を感染者へ受けさせようとする姿は
とても勇ましい。

そして同性愛者たちと過ごして行くうちに
彼らへの偏見は無くなり偏見するほうへの怒りすら覚えるようになる。

後悔と反省が彼の原動力となっているかのうようだった。
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by ticketport | 2014-03-22 18:00 | ドラマ
2013年 02月 02日

アルバート氏の人生

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© Morrison Films


こんな切ない物語があっていいのかわかんないです。

「アルバート氏の人生」を観ました。

実は女性なのに男性としてホテルのウェイターをしながら日々質素に生きる
アルバート氏の日々を綴ったものです。

夢は小さなタバコ屋を開くこと。

それを目標に宿泊客からもらったチップを床下に貯め、
間もなくその時が近づこうとしていた。

ちょうどいい空き家もみつかって
その場所を眺めながら、
喫茶できるスペースがあったり、
お客さんと親べりができるカウンターがあったり。
彼の頭の中で次々イメージができあがってくる。

そんなある日
ホテルにやってきたペンキ職人のヒューバートと同室に
なったことから
アルバートの人生が少しづつ変化していく。

その「変化」がアルバートにとって良かったのか悪かったのか
私は未だに後者に思えてしまうんだけど、
でもそれで良かったのか・・・・・・・とか頭の中がごちゃごちゃになってしまう。

偽りがときに人にとって夢を叶える手段であって欲しい。
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by ticketport | 2013-02-02 22:38 | ドラマ
2012年 11月 11日

アルゴ

前売り券を取り扱っていなかった作品ですが、
うっすら(今年ナンバーワン?になるかも)っていう作品の
ご紹介です。

ベン・アフレック監督・主演「アルゴ」。

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© 2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.



机に向かって専門家の話を聞いててもまるで
興味が湧いてこなかった私は
今ごろ映画で歴史を学んでおります。

「アルゴ」は1970年代後半におこった
イラン革命にまつわる在アメリカ大使館人質事件に
ついて描かれたもの。

2時間ちょっと。
わたしはつい30年前にこんなことが起こっていたのかと
心臓バクバクで
すべてを頭の中に叩きこもうと前のめりで鑑賞してました。

イラン在アメリカ大使館で起こった暴動で、
人質になった職員のほか、
自分たちで脱出した6人の男女がいた。
彼らはなんとかカナダ大使の家へ身を潜めるが
革命家たちにこのことがバレないうちに
一刻も早く彼らを救い出さなければならなかった。

そこで起用されたのがCIAに勤める
人質救出のプロフェッショナルである男性。

失敗すればこれに関わった人間すべてが
惨い公開処刑となってしまう。

彼はある大胆なアイデアを思いつく。

実際、当時の映像も時々映し出されて
この作品はまるでその時のように正確に作り出されているんだなって
感心しました。
公開処刑など目を覆いたくなる場面も多々ありました。

政治や宗教に関して異見は述べませんが、
ただ自分たちを思いを命かけて訴えようとするパワーには
圧倒されているのです。
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by ticketport | 2012-11-11 17:09 | ドラマ
2012年 08月 11日

ヘルタースケルター

みなさん、こんばんわ。

映画結構観てるんだけど
言葉がうまく見つからず更新できませんでした。

すいません。

そんなわけで。

エリカさんが主演して話題になってる
「ヘルタースケルター」です。

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© 2012 映画『ヘルタースケルター』製作委員会

トップスターりりこ。
彼女は誰もが羨む美貌の持ち主であるが
本当は全身整形。

芸能界という世界で生き残るために、
また築き上げた金・地位・光りを維持するために
「りりこ」に携わる人間たちが彼女を乱してゆく。

まぁレロレロ感たっぷりで
エロさ満点です。

人間の強欲さを三大欲のひとつである「性欲」に置き換えて、
弱さ、醜さ、汚さ、でも逃れられないその魅力に
引き込まれてっちゃう、人間の姿を蜷川さんは映し出そうとしたのかな?

と深く考えるて思ったりしました。(えらそうにすいません)

エリカさんはいろいろ私生活であまりいい報道がされませんが
わたしはテレビドラマ「1リットルの涙」で彼女のことを
初めて知って勝手に彼女を有望視してました。

まぁそのあといろいろあったんですけど、
この作品をみて
やっぱりエリカさんのオーラってハンパないなぁ。
って再確認したわけです。

いやしかし、
芸能界っていう世界がここで映されたような欲の塊であるならば
エリカさんをこの作品の主人公りりこのようにはして欲しくないな
と感じてます。
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by ticketport | 2012-08-11 22:30 | ドラマ
2012年 07月 11日

ラム・ダイアリー

わたし、正直言って変装しているジョニー・デップより
こう言うジョニー・デップを待ってます。

だってかっこいいのに
それをわざわざ隠してしまうなんてもったいないじゃない
ですか!

まさにジョニーって「色男」「艶男」ですわな。フフフ。
ヴァネッサ・・・・・・・・・・・・・・・・・。(涙)


そんなわけで「ラム・ダイアリー」観てきました。

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© 2010 GK Films, LLC. All Rights Reserved.


ジャーナリストのポールはプエルトリコにある新聞社へ。
ポールはアル中。
そこで編集長にお酒をやめないと取材に行かせないと
毎日星占い記事を書くポール。
※この編集長がリチャード・ジェンキンスで吹いた。

そんな退屈なある日、ポールは
ある大富豪の男から依頼が舞い込む。

それは自分にとってビッグチャンスとなる大ネタ。
ポールは迷わず依頼を受けるが、
彼はその男の婚約者に恋をしてしまったところから
彼の心がどんどん傾いて行く。

プエルトリコの新聞社で働く社員たちが
何とも滑稽。
そこで育まれる男の友情に嫉妬。

また大富豪の婚約者の美しさにも嫉妬。

やっぱり映画では美男美女が恋して欲しいわ♡
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by ticketport | 2012-07-11 22:58 | ドラマ
2012年 05月 20日

「12Lotus]

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シネマート六本木で開催されていた
「シンガポール映画祭」にお邪魔してきました。

「12Lotus」。

ここまで悲しい切ないお話初めだわ。
それなのにあまりのテンポのよさとか、
シンガポールの芸能「歌台(ゲーダイ)」でのショーや、
ミュージカルっぽい出演者の歌を聞いてると
切なさが減る・・・・・、「減る」?違うなぁ。何かな?

この女性に光が当たるのかって言う興味のほうが
悲しい感情より勝っちゃうのかな?

父子生活。
父親は「歌台」で演奏者として働くが収入はあまりなく、
借金が増えるばかり。
娘を「歌台」の歌手にすべく、スパルタ教育。
娘は父親に逆らうことなく、いつか自分にも幸せが訪れるんだと、
信じて神に祈る毎日。

しかし、彼女に訪れるのは
「不幸」ばかり。

恋は盲目と申しますが。

悲恋は人生の糧になると言いますが・・・・・・・。

これ以上切なくて書けないわ。

ラストシーンを
私は「希望」と名付けて
これはある意味ハッピーエンドなんだって思ってます。

初シンガポール映画でした。
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by ticketport | 2012-05-20 21:30 | ドラマ
2011年 08月 07日

水曜日のエミリア

ひさしぶりの投稿です。

映画はわりと観ています。
文章がうまいこと書けません。

頑張ります!

少し前に「水曜日のエミリア」を観ました。

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© 2009 INCENTIVE FILM PRODUCTIONS, LLC ALL RIGHTS RESERVED

ナタリー・ポートマン主演。
「ブラックスワン」につづき、ちょっとオモたい女性役ですが、
きれいな、そして物わかりのいい女性ばかりではないって
ことで。

弁護士のエミリアは同じ事務所で働く妻子持ちの上司と
恋に落ちてしまう。
彼が妻と別れ、エミリアと再婚。
エミリアにとって、幸せな生活が始まるはずが・・・・・・。

「幸せ」ってむずかしいって
思わせられる映画です。

価値観の相違。

前妻との関係。
彼と前妻との子どもとの関係。
職場の人たちとの関係。

いろいろなところで生まれている人間関係が
すべてうまくいくなんてありえないけど、
できれば万事オーライで生きていたいものですね。

ナタリーの幸せな演技が観たいです。
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by ticketport | 2011-08-07 21:52 | ドラマ
2011年 06月 11日

十二人の怒れる男

午前十時の映画祭(※)に初参加。
※(名画を1000円で鑑賞できる映画祭)
※(10時からじゃなくて銀座とかだと1日中やってます)

ずっと観たかったシドニー・ルメット監督の
「十二人の怒れる男」がやるっつうんで
こりゃいい機会だわと鑑賞致しました。

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© 1956 Orion-Nova Productions. All Rights Reserved.

1959年に日本で公開されたようです。

17歳の少年の裁判。
容疑は「実父殺し」。

目撃者による証言、物証がある中
少年に対する判決の「話し合い」が陪審員12人によって
始まった。

誰もが少年の「有罪」を確信し、
話し合いすらなされぬであろう状況下の中
1人の陪審員が
彼の「無罪」を主張したことから
物語は転回してゆく。

時間を刻むごとに
陪審員たちが「少年」に向き合おうとする。

1つの事件で生まれた
「被害者」と「加害者」。

どちらの存在をもってしても
軽視をされてはいけない。
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by ticketport | 2011-06-11 21:55 | ドラマ