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カテゴリ:人生( 29 )


2013年 10月 14日

そして父になる

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(C) 2013『そして父になる』製作委員会

さらっと1か月過ぎてしまいました。
だいぶ秋も深まってきまして、今年も残すところ2ヵ月半ですね。

さて、とてもいい作品を観ました。

公開前から、カンヌで賞を取ったり、話題になることが多かったので、内容はだいたい知っていたのですが、
観てみると、そんな知ったかぶりはいい意味でコッパ微塵になりました。

私には子どもがいないので、父親の目線というか、意識を真に理解することはできないかもしれませんが、
ただ、この映画が映し出す、親子の間の違和感は色んな場面で目にしていると思います。

その違和感を象徴するようなシーンと、淡々とした進行の中にも繊細に捉えられた人物の表情が印象的で、
シンプルながら見ごたえがあり、自然な感動が呼び起される作品でした。


しかし血が大事だとか、家とか、絆とか、一緒に過ごした時間とか、そういった価値観は
みんなどうなんでしょうか?理屈で説明しづらいことですしね。
育った環境とか周囲の意見で決まっていくものなのか、家族ごとに決まるものなのか。

こういう問いかけが自然に沸いてくる、いい作品でした。
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by ticketport | 2013-10-14 10:00 | 人生
2012年 01月 07日

聯合艦隊司令長官 山本五十六

明けましておめでとうございます。
本年もちけっとぽーと並びに「シネマ牧場」を
宜しくお願い致します。

1人でも多くの方が映画館で映画を鑑賞される
機会を持たれるよう
こちらで作品をどんどん紹介させて頂きます。

今年、2012年の第1作品目は
「聯合艦隊司令長官 山本五十六」です。

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© 2011「山本五十六」製作委員会


日本軍による真珠湾攻撃によって
太平洋戦争を開戦せざる得なくなった、いきさつ。
彼がアメリカ軍を敵に回すことで、日本に大きな被害を
もたらすことを感じ取り異見するが、聞き入ってもらえず
あの長く辛い「戦争」となった様子をこと細かく
描いています。

主演の山本五十六を演じるのは役所広司。
これまでに見たことのない短髪姿。
周りの軍人が段々と日本が不利になっていく状況で
落ち着きがなくなっていくのに
この人だけ1人静かにいつもどおり気丈に振る舞い
すべてを受け止めて行く様はとても凛々しかったです。


回避できるはずだった戦争。
理由もなく、なくなってしまった生命。

これらは「日本」に何をもたらしたのでしょうか?

「自由」?
「平等」?
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by ticketport | 2012-01-07 23:57 | 人生
2011年 12月 11日

エンディングノート

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© 2011「エンディングノート」製作委員会



「エンディングノート」観ました。

エンディングノートとは
家族に遺す「覚書」のようなもの。

余命宣告をされた父親が自分の最期の段取りを
とっていく姿を監督の娘が撮っています。

「50/50」もそうでしたが
突然の余命宣告を受けた人間とその周りの人間たち
の姿は「ナミダ」だけではなく。

少しでも残された「可能性」に全員が全力で賭けていこうと
する姿は、「笑顔」に満たされています。

これこそ「生きている」ことを実感しているかのように。

自分の人生を悔いなく終えるために
次々と段取りしていく父親。

まだ元気に暮らす自分の母親へ
「ありがとう」と伝えるシーン。

仕事一筋だった自分を支えてくれた妻へ
「愛している」と伝えるシーン。

自然と涙が流れていました。

明日がくることに感謝して、
家族が元気に暮らしていることに感謝して。

毎日が「当たり前」ではないことを意識しながら
生きられる人間でありたいです。
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by ticketport | 2011-12-11 21:37 | 人生
2010年 11月 28日

ノーウェアボーイ

ビートルズのジョン・レノンがビートルズを結成するまでの

彼の人生を描いた作品。
(ちょっと上手に説明できない)

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© 2009 Lennon Films Limited Channel Four Television Corporation and UK Film Council. All Rights Reserved.


彼には産みの親のジュリアと
育ての親のミミがいて、
ジュリアとミミは姉妹なんだけど
ジョンの親権や互いの生き方における考えの相違によって
うまくいってない。

そのことでジョンの心の中には
何か「孤独」を備え付けちゃってる。
(でもこの不良加減にはちょっと可哀そうになってくるわ)

でもジュリアが教えてくれた音楽に引き込まれていった
ジョンはバンドの結成や、ポール・マッカートニーとの出会いによって
寂しさを吹っ飛ばす新たな「世界」を見つけていく。

ジョン・レノン役のアーロン・ジョンソンは
声がジョン・レノンにかなり似ている気がした。
いや、似てるよ。

まだ20歳なのね、彼ったら。

で子役から活躍してるから、私が観たことのある作品に
結構出演してるけど気付きませんでした。

そしてこの作品の監督と結婚しちゃったし。
(あらまぁ~~~~~)

ジョン・レノンは波乱な状況を幼いころに潜り抜けたから
これだけの曲や詞を書くことが出来たのか?
それともそれは才能ってやつなのか?

映画館を出ていろいろ考えたけどわかんないから
私はこれからもビートルズや彼の音楽を聴き続けて
いようと思う。(ポールの曲も好きです)


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by ticketport | 2010-11-28 11:02 | 人生
2010年 11月 23日

ゲゲゲの女房

「ゲゲゲの女房」を観てきました。
朝ドラでやっていた「ゲゲゲ」を想像して映画館へ行くと
かなり違うものになってしまうと思います。

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© 水木プロダクション/『ゲゲゲの女房』製作委員会


朝ドラは笑顔が絶えなかったけれど
こちらは笑顔になれるまでのお話。

水木しげるさんと奥さん布枝さんの人生は
たぶん朝ドラのほうよりこちらの映画のほうが
近い気がします。(勝手にそう思ってるだけだけど)

水木しげるさん役を宮藤官九郎さん
布枝さんを吹石一恵さんが演じてて
本当の夫婦のように、段々とお似合いになっていく様に
見とれてしまいました。

お見合いして5日後に結婚するなんて
私からしてみたら、あり得ない話だけど
でもこの時代そんなことが当たり前で
でも今の時代より離婚率なんて低いもんで・・・・・。
(そういうことすら許されない時代だったんだろう)

嫌なところがあったり、お金がなかったり、今の時代なら
実家に帰っちゃうような出来事があったとしても
2人は「別れ」なんて一向に考えず
どうにか幸せに暮らそうと試行錯誤で生きていく姿は
この時代には必要だったりするんでしょう。

だからここまでの人気が出たのかな?

そんなわけでちょくちょくお化けも出てきますし
私がかかさず観ていた「悪魔くん」も
呪文をかけてくれますので、こちらもお楽しみに!


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by ticketport | 2010-11-23 10:15 | 人生
2010年 05月 08日

プレシャス

プレシャスを観ました。

娘・プレシャスに虐待を繰り返す母親役を演じたモニークが
アカデミー賞助演女優賞を獲得した今作品。

実父、そして実母から虐待を受け続けたプレシャスの
再生する感動の物語かと思えば、

ちょっと違った。

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© PUSH PICTURES, LLC


虐待をする者。
虐待を受ける者。

虐待をするほうが明らかに非があるわけですが
ただ「悪い」だけで終わらせるんじゃなくって
なぜそうなったか理由を述べる。

そのシーンでのモニークの演技が最高だって
思えます。
(でも観てる時は憎いやつとしか思えないけど)

プレシャスが辛い毎日から抜け出すべくするのは
「妄想」。

自分が有名人になって、いろんな人からチヤホヤされたり、
素敵な彼がいたり、優しい母親がいたり・・・・・・・。

憎い母親だったら
「妄想」のときくらい違う人間を「母親」として
登場させればいいのに
プレシャスは優しさを持ち合わせた実母を
登場させる。

虐待を受けながらも、母親に何かを求める子供。

満足に教育を受けられていなかったプレシャスが
教師から勧められていったある施設で
身に付ける知識が増えるに連れ、
「自分」を意識し、周りを確認し、生きていこうとする姿は、
あまりに普通に単調に毎日を繰り返す私にとって
とても痛く刺さるのです。

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カウントが狂ってきたのでブログ上で数えるのはやめておきます。
いのこ。

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by ticketport | 2010-05-08 19:33 | 人生
2009年 07月 11日

「ココ・アヴァン・シャネル」9/18公開

9月18日に公開する「ココ・アヴァン・シャネル」の
完成披露試写会にお邪魔させていただきました。
場内はオシャレなお姉さんやお兄さんたちがたくさんいて
普通凡々な私はちょっぴり恐縮してしまいましたね。えへ。

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© Haut et Court - Cine@ - Warnerbros. Ent. France et France 2 Cinema

公式HPこちらっす。


母が死に父親に捨てられ、孤児院に預けられた
姉妹は成長をして、バーで歌を唄いながら生計を立てている。

姉の結婚が決まり、妹ガブリエル・ココ・シャネルは
1人で人生を歩むことになり、途方に暮れる。

そこからのココは素晴らしく強い。

金持ちの男性にすがりつきながら、さまざまな人、モノに
出会い、そしてついにファッションに目覚める。

当時女性は飾り物として扱われた時代。
それを嫌い男女平等を謳ったココ。

すっごいドレスを着て、コルセットして
頭の何倍もある帽子を被っている女性とは正反対に
まるで男装のココは浮きっぱなしだけど
次第に世の流れがココに追い付いてくる。

だってその当時にマリンスタイル!
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ガブリエル・ココ・シャネルがデザイナーとして
成功するまでを「アメリ」オドレィ・トトゥが見事に演じます。

で、この作品で気になるのは「貧富の差」
孤児・娼婦⇔公爵たち

退屈そうにでもすることないから毎晩パーティをする「富」
生きるために必死に、それでも笑顔が絶えない「負」
これをその通りに区別するものではないのかもしれない。

8月8日からはシャーリー・マクレーンが演じる
「ココ・シャネル」も公開になります❤
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by ticketport | 2009-07-11 23:14 | 人生
2009年 04月 18日

MILK ミルク

みなさん、こんばんわ。

酔って、キーボードが打てません。

今日からは「スラムドッグ~」「レイチェルの結婚」などなど
アカデミー賞絡みの作品が公開になってますね。
ぜひ劇場へ行く前に、ちけっとぽーとへ❤

その中で本日選んだのが「MILK ミルク」。観てきましたよ。

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何といっても去年シャンテシネで鼻水+涙ずるずるで鑑賞した
「イン・トゥ・ザ・ワイルド」の監督と主演の2人が出てるわけですから。
期待しないわけにはいかないっつうの。

同性愛者が「罪の人」とされる時代の中、
ゲイであることを公表し、全米で初めて公職に就いた
ハーヴィー・ミルクが殺されるまでの半生を描いたお話です。

主役は、アカデミー賞主演男優賞を獲ったショーン・ペン。
彼を支援する人たちもすごい面々でございます。

そのなかでもミルクの周りを固めたイケメンたちに
鼻血ブーブー。
最高にいい男だったのが
ミルクの恋人だったスコット役のジェームズ・フランコ。

はぁ~。

いい男に溜息3つ。

ミルクは同性愛者が隠れながら生きることなく
どうどうと道を歩ける世界にできるようにと
何度も選挙に出馬して
政治活動に参加していこうとするんだけど・・・・・・・・・・・・・・・。

それはそれはケモノ道でして。

プライベートはなく、恋人には去られ、夜道は歩けず、
脅迫の手紙が続々手元に届く。

でもそこにいるのは何にも屈しないミルク、その人なんです。

こういう作品を観て、みんなに何か伝えたいんだけど
「偽善」に聞こえちゃうから伝えるのは難しい。

これだけは1つ、約30年前に殺されたミルクの意思を受け継ぎ
活動を続けている人たちがたくさん存在するのは
確かなのであります。

酔ってたはずなのに、なぜ?
長々とすいません。



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by ticketport | 2009-04-18 21:20 | 人生
2009年 02月 10日

ある公爵夫人の生涯

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4月ころに公開になる「ある公爵夫人の生涯」の完成披露試写会に行かせて頂きました。

場所はテアトルタイムズスクエア・・・。
新宿高島屋の12階。
「エレベーター!!!」
年々短くなる私の耐える気持ちの限界。

主演は私の憧れの女性、キーラ・ナイトレイ。
「ラブアクチュアリー」の冒頭の結婚式シーンに
憧れたもんだわよ。

こちらは不運な結婚に見まわれた公爵夫人の半生でございます。
イギリス皇太子妃だったダイアナが彼女の直系子孫にあたるそうで
これは真実のお話なのです。

18世紀イギリス。
誰もが羨む侯爵夫人となったジョージアナ。
ファッションに敏感で、お酒をたしなみ、賭け事にも
男性に負けずに挑戦する。
彼女はイギリスにおいて憧れの的となっていたが、
しかし夫はお世継を産む人間としてジョージアナと
結婚しただけであり、結婚に愛は存在しなかった。
夫の愛人と自分たち家族とのおかしな生活。
そんな中、出会った男性との愛を貫こうとするが・・・。

晩婚が進んでいる世の中。
また若い人たちが結婚から逃げてしまいそうなくらい
非情な結婚生活が映し出されてますが。

すごいです。
キーラ・ナイトレイの美しさ。
そして夫デボンシャー侯爵の冷たさ。
愛人の強さ。
子供の存在の大きさ。

「愛」っていろいろに形を変えて私たちの前に
現れるのね。

キーラ・ナイトレイばっかりで申し訳ないんですけど
「つぐない」に続き素晴らしいんで、ぜひどうぞ☆

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by ticketport | 2009-02-10 23:39 | 人生
2009年 01月 31日

チェ 39歳別れの手紙

1月10日に公開になった「チェ 28歳の革命」の続編の
「チェ 39歳別れの手紙」を観てきました。
今日からの公開です。できたら連続して観たかった作品だけに
劇場へ走りましたとも!
嵐なんて、なんのその。(でもビチョビチョでした。)

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前作とは対照的な作風なだけに、
意見が分かれると思うんですけど、これこそ映画!
ってかんじで、オープニングのカストロが自分の政権に
なぜゲバラの名前が加わっていないのか説明する
代わりに、ゲバラからの手紙を読み上げるシーンは
至極、印象的に映りました・・・・・・・。

キューバに続き、今回はボリビアでの革命を狙った
ゲバラが、ゲリラを失敗し、射殺されるまでのお話です。

って内容は簡単に言っちゃえばそうなんだけど、
こんな2行じゃ書ききれない中身がぎっしりと、まるでピーマンの
肉詰めぐらいにぎっしりと!
※スターがちょろっと出てます

「ゲバラという人間すべてが後編にある」

ソダーバーグ監督と主演のベニチオに拍手を。

本当は3週限定の公開予定だった「チェ 28歳の革命」ですが
好評につき、さまざまな映画館で上映が予定されてます。




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by ticketport | 2009-01-31 22:52 | 人生