© Morrison Films
こんな切ない物語があっていいのかわかんないです。
「アルバート氏の人生」を観ました。
実は女性なのに男性としてホテルのウェイターをしながら日々質素に生きる
アルバート氏の日々を綴ったものです。
夢は小さなタバコ屋を開くこと。
それを目標に宿泊客からもらったチップを床下に貯め、
間もなくその時が近づこうとしていた。
ちょうどいい空き家もみつかって
その場所を眺めながら、
喫茶できるスペースがあったり、
お客さんと親べりができるカウンターがあったり。
彼の頭の中で次々イメージができあがってくる。
そんなある日
ホテルにやってきたペンキ職人のヒューバートと同室に
なったことから
アルバートの人生が少しづつ変化していく。
その「変化」がアルバートにとって良かったのか悪かったのか
私は未だに後者に思えてしまうんだけど、
でもそれで良かったのか・・・・・・・とか頭の中がごちゃごちゃになってしまう。
偽りがときに人にとって夢を叶える手段であって欲しい。